こんにちは、はじめです。
大人のピアノレッスンについて、まず一番大事なことを言います。
大人のレッスンは、子どもの頃のレッスンとは別物です。
「バイエルを順番にやらされて、宿題をサボると怒られる」――あのイメージのまま敬遠しているなら、もったいない。今の大人向けレッスンは、こちらの弾きたい曲・ペース・目的に合わせて設計してくれます。
僕は独学スタートですが、途中でレッスンも受けました。その経験から、レッスンの実際と「元を取る受け方」を書きます。
初回レッスンの流れ
だいたいどこの教室もこの流れです。
- ヒアリング(経験の有無、弾きたい曲、練習環境)
- レベルチェック(弾ける人は1曲、初心者は鍵盤の触り方から)
- 目標設定(3ヶ月後にこの曲、など)
- レッスンプラン提案
つまり初回は「診察」です。緊張して当然ですが、下手を見せるほど適切なプランが返ってきます。見栄を張らないのが一番得です。
月謝の相場
- 大手音楽教室:月2〜3回で10,000〜14,000円前後
- 個人教室:月2〜4回で6,000〜10,000円前後
- オンラインレッスン:1回2,000〜4,000円程度から
年間にすると10万円前後の投資です。だからこそ、受け方で差がつきます。
同じ月謝で3倍上達する受け方
1. レッスンを「練習の場」にしない
これが最重要です。レッスン時間に練習をするのは最悪の使い方です。
練習は家でやる。レッスンでは家で解決できなかったことだけを持ち込む。「ここの指使いがどうしても転ぶ」「この部分の左手が歌わない」。具体的な質問を持っていくほど、30分の密度が上がります。
2. レッスンを録音する
先生の指摘は、その場では理解した気になって、家に帰ると半分忘れています。スマホ録音の許可をもらってください。嫌がる先生はほぼいません。
3. 「なぜ」を聞く
大人の強みは理屈で理解できることです。「そこはスタッカートで」と言われたら「なぜここはスタッカートなんですか」と聞く。理由がわかると、他の曲に応用が効くようになります。この応用力こそ、大人がレッスン代を払う価値の本体です。
ヤマハなどの大手と個人、レッスンの質は違う?
質というより「型」が違います。
大手(ヤマハの大人のピアノレッスンなど)はカリキュラムと教材が整っていて、ハズレが少ない。個人は自由度が高く、先生との相性が当たれば大手以上の体験になります。
選び方の詳細は教室の選び方の記事に書いたので、ここでは省きます。
レッスンなしでもいける人
正直、全員にレッスンが必要とは思っていません。
弾きたい曲が明確で、自分で調べられて、録画で自己チェックできる人は、独学でかなりいけます。独学の進め方に書いた通り、僕のおすすめは「基本independent、3ヶ月に1回スポットレッスンで癖チェック」のハイブリッドです。
まとめ
- 大人のレッスンは「やらされる」ものではなく「使う」もの
- レッスンで練習しない。質問を持ち込む場にする
- 録音して、「なぜ」を聞く
- 月謝は年10万。受け方次第で3倍差がつく
次に読む → 大人から始めて上手くなる人の共通点